STEP.1 Fly me to the moon 1-32小節目をルートで弾く
第五章は、「Fly me to the moon」です。
今回題材の曲、Fly me to the moon
できるだけ紹介された音源はすっ飛ばさず聴いてください。
こうしたヴォーカルものは、歌詞があってメロディを覚えやすいので、ジャズ初心者さんにも聴きやすいと思います。星野も1年目の頃は、ヴォーカルものを好んで聴いていました。
曲のwikiペディア情報
「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」(英: Fly Me to the Moon)は、ジャズのスタンダード・ナンバー楽曲。日本語で「私を月に連れて行って」といった意味になる。(中略)1954年に、作詞家・作曲家のバート・ハワードによって制作されたもので、初演はニューヨークのキャバレー “Blue Angel” において披露、ヴォーカルのフェリシア・サンダーズ(英語版) の歌唱によるものであった。ただし、この時の曲のタイトルは “In Other Words”(対訳「言い換えると」)であり、拍も3⁄4拍子で、現在広く認知されているアレンジとは装いをかなり異にしていた。(中略)現在多く耳にする「Fly Me to the Moon」が完成するのは、1962年のことである。作曲家・編曲家のジョー・ハーネル(英語版)が4⁄4拍子のボサノヴァ風に書き直したものが、現在よく知られているアレンジの一つである。その後、1964年にフランク・シナトラがカバーして爆発的なヒットとなった。ヴォーカルナンバー以外でもインストナンバーとしても知られ、オスカー・ピーターソン等のジャズ・アーティストが演奏している。
今回の課題曲のコード進行と譜面
今回の課題曲となる、Fly me to the moonのコード進行です。今回は、32小節のルート弾きに挑戦していただきます。
今回も、コピーした譜面を弾くのではなく、譜面とコードを見て即興でウォーキングベースを弾くアプローチに取り組んでいただきます。
これまで学んでいただいたコードトーンの知識をしっかりアウトプットできるよう、取り組んでいきましょう(^^)
ルートで32小節を弾いてみよう
譜例.1
1〜4小節目をルートで組み立てた例です。
譜例.2
5〜8小節目をルートで組み立てた例です。
こうした流れで、16小節ベースラインを作成してみてください。
動画解説
今回取り組んでいただく内容について、解説しました。
【この練習の目的】
Fly me to the moonでもコード譜だけを見てルートで32小節のベースラインを組み立てられるようにできること。
送っていただく練習メニュー
以下、送っていただく練習メニューです。
■送っていただく練習メニュー■ | |
目的テンポ | BPM90 |
目的コーラス | 1コーラス(32小節) |
ルール | ルートで32小節を演奏する |
生徒さんの練習、添削します。
課題はぜひご自身の動画をスマホで撮影し、星野まで送ってください。 コメントさせていただきます。
わからないことがありましたら、遠慮なく質問してください。
この練習が終わったら、次のステップに取り掛かっていただきます。