STEP.1 Mack The Knife 1-16小節目をルートで弾く
第三章からはまた新しい課題曲に取り掛かっていただきます。
今回題材の曲、Mack The Knife
できるだけ紹介された音源はすっ飛ばさず聴いてください。
一番有名(だと星野が思ってる)Mack The Knifeの録音です。
コードの展開が忙しくなく、今回題材の、B♭メジャーペンタで全体的に演奏することができる曲で、初心者の方でも取り組みやすいと思い、今回の第一章の課題曲として提案させていただきました。
曲のWikiペディア情報
『マック・ザ・ナイフ(英語: Mack the Knife)』は、ジャズのスタンダードナンバー。(中略)
1928年初演の舞台『三文オペラ』の劇中歌『メッキー・メッサーのモリタート(ドイツ語: Die Moritat von Mackie Messer)』が原曲であり、作曲はクルト・ヴァイル、ドイツ語歌詞はベルトルト・ブレヒト。これをマーク・ブリッツスタインが英訳し、トロンボーン奏者のターク・マーフィーが編曲した。
ルイ・アームストロングが1955年にシングル「マック・ザ・ナイフ」を発表。1997年にグラミーの殿堂入り (Grammy Hall of Fame Award) している。
ボビー・ダーリンが1959年にシングル「マック・ザ・ナイフ」を発表し、全米第1位を9週間記録する大ヒットとなった。翌1960年には「マック・ザ・ナイフ」でグラミー賞の最優秀レコード賞を獲得している。この当時の邦題も「匕首マック」である。ボビー・ダーリンの「マック・ザ・ナイフ」も1999年にグラミーの殿堂入りしている。
1960年2月にエラ・フィッツジェラルドは西ベルリン公演で「マック・ザ・ナイフ」を歌っている。この公演を収めたアルバム『マック・ザ・ナイフ-エラ・イン・ベルリン』もまた1990年にグラミーの殿堂入りしている。
今回の課題曲のコード進行と譜面
今回の課題曲となる、Mack The Knifeのコード進行です。今回は、16小節のルート弾きに挑戦していただきます。
今回より、コピーした譜面を弾くのではなく、譜面とコードを見て即興でウォーキングベースを弾くアプローチに取り組んでいただきます。
これまで学んでいただいたコードトーンの知識をしっかりアウトプットできるよう、取り組んでいきましょう(^^)
とはいえ、いきなり難しく音を動かしまくろう!というのも難しいので、まずはコードのルート音で組み立てる流れに挑戦してみてください。
ルートで16小節を弾いてみよう
コードの左側に書いてある赤線を引いたアルファベットの記号がルートです。
このルート音を引いてベースラインを組み立てていただきます。
譜例.1
1〜4小節目をルートで組み立てた例です。
譜例.2
12〜16小節目をルートで組み立てた例です。
こうした流れで、ベースラインを作成してみてください。
動画解説
今回取り組んでいただく内容について、解説しました。
コード譜だけを見て、ルートでベースラインを組み立てられるようにできること。
送っていただく練習メニュー
以下、送っていただく練習メニューです。
■送っていただく練習メニュー■ | |
目的テンポ | BPM90 |
目的コーラス | 1コーラス(16小節) |
ルール | ルートで16小節を演奏する |
生徒さんの練習、添削します。
課題はぜひご自身の動画をスマホで撮影し、星野まで送ってください。 コメントさせていただきます。
わからないことがありましたら、遠慮なく質問してください。
この練習が終わったら、次のステップに取り掛かっていただきます。